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Revolut(レボリュート)のメリットは意外に弱い!メタルカードのデメリット

Revolutのメタルカードのパッケージ

レボリュートは憧れのメタルカードを厳しい審査なしで持つことできます。

またそのメタルカードで5%還元があったので、一時期話題になりました。

しかし、その5%還元が終わった今、使う意味やメリットは本当にあるのでしょうか?

この記事ではレボリュートを使いこなす上での戦略についてお伝えします。

レボリュートのメリット

現時点におけるレボリュートのメリットは以下の通りです。

  • メタルカードの発行
  • 1%の還元
  • レボリュートの豊富な主要ルート
  • 使い捨てバーチャルカード
  • イオン銀行でお金を引き出せる

まずはメタルカードの発行についてお伝えします。

メタルカード

メタルカードはステータスの高いクレカが採用しています。

ステータスの高いクレカが採用しているので、メタル製は近年、そこそこ人気です。

しかし、メタルカードは最低でもアメックスビジネスゴールドを保有しなければいけません。

アメックスビジネスゴールドは年会費は36,300円(税込)です。

一方、レボリュートのメタルプランは月額1,980円(税込)で持つことができます。

アメックスビジネスゴールドに比べるとだいぶ敷居は低いでしょう。

レボリュートは審査も不要でメタルカードが持てる唯一のサービスです。

1%の還元

メタルプランに入ると、メタルカードの提供だけでなく1%還元の特典もついてきます。

この1%は単なる1%ではありません。

なぜならレボリュートはクレカチャージで残高を増やせるからです。

つまりクレカチャージによるポイントも合わせて2重取りすることができます。

他のサービスを組み合わせることで4重取りや5重取りだって容易いでしょう。

ゆえにポイ活勢にも人気で、しばしば登場します。

レボリュートの豊富な主要ルート

レボリュートは現金をチャージしてそのまま使う人はあまりいません。

基本的にはなにかしらのカードからチャージして、どこかに流します。

レボリュートは3Dセキュアに対応しているので、比較的いろんなルートに流しやすいです。

3Dセキュアに対応していないと、チャージできなかったりと制限が多いので、結構重要だったりします。

大きなところでいうと、現在はトヨタウォレットへのチャージがおすすめです。

クレカ(レボリュートにチャージ分)+レボリュート(1%)+トヨタウォレット(1%)で3%還元は楽々実現できます。

もっというと、クレカとレボリュートの間にKyashを挟むことで+0.2%を拾ってもよいかもしれません。

トヨタウォレットは、SuicaチャージやiD払いによって使途を広げることが可能です。

使い捨てバーチャルカード

地味に便利です。

ランダムに番号を発行して、インターネットの決済に使用することができます。

どんな時に使うのかというと、あまり信用できない初めてのサイトで買い物をする時です。

1回使うと番号は破棄されるので、情報が流出しても問題になりません。

この使い捨てバーチャルカードの機能があるサービスはかなり少ないです。

かなり少ないながらも、一番始める敷居が低いのはレボリュートになります。

セキュリティの観点からこのサービスは地味ながらもかなり強力です。

イオン銀行でお金を引き出せる

メリットかどうかわかりませんが、残高をイオン銀行から引き出すことができます。

なぜイオン銀行なのかというと、海外発行カードを使えるのが日本でイオンしかないからです。

したがって、ATMの操作では画面内の「海外発行カード」のボタンを押し、言語を選択してからRevolutカードを挿入する必要があります。

いつもと使い勝手が異なるので注意しましょう。

なお、引き出せるのはデビットカードからチャージした残高のみです。

クレジットカードチャージの残高を引き出せると、現金化に繋がるためできないようになっています。

レボリュートのデメリット

対するレボリュートのデメリットは以下の通りです。

  • サポートが信用できない
  • 1%還元の限界と損益分岐点
  • メタルカードが決済端末を壊す
  • 月額なのに解約金を取られる

順番にみてきましょう

サポートが信用できない

レボリュートはイギリスの企業です。

もちろん日本でサービスを提供する許可は取っています。

しかし、カスタマーサポートで日本語に精通している方は少ないです。

通じないので、日本にいて英語でやりとりしている人もいます。

英語が問題ないなら人ならサポートも問題ないでしょう。

ただネイティブレベルでないと、やはり英語での問い合わせは疲れます。

レスポンスも混み合っているようでかなり遅いです。

私が問い合わせした時は返信が全くありませんでした。

回答もバラバラになることが多いです。

1%還元の限界と損益分岐点

1%還元があるのはメタルプランのみです。

1%還元の上限は5,000円までになります。

そしてメタルプランの月額は1,980円です。

つまり1ヶ月で198,000円使う場合、元を取ることができます。

加えて途中解約は違約金が発生するので、あくまでも1年間使い続けた場合の損益分岐点です。

1%くらいであれば、年会費無料のカードでも余裕に実現できます。

この1%還元はメタルプランに入る理由にはなりません。

レボリュートで月に約20万円以上動かしてはじめて、入る理由ができあがります。

メタルカードが決済端末を壊す

メタルカードは静電気や過度の摩擦を起こし、決済側の端末を壊してしまうことがあります。

アメックスのメタルカードはあまり大きな問題を起こしてないみたいです。

しかし、レボリュートの場合は機械を壊してしまったという声をよく聞きます。

私は、静電気が起こりやすい冬場に何度か使って問題はありませんでした。

ただ、もし店側の端末を壊してしまった場合、弁償になるケースもあるでしょう。

それこそサポートが信用できないので、代わりに責任を取ってもらうことも期待できません。

あまり安心して使えないので、結局普通のリアルカードを申し込んでしまいました。

月額なのに解約金を取られる

メタルプランは月額1,980円!

と大々的に言われていますが、実は年間契約が前提です。

もしメタルプランを10ヶ月以内に解約する場合は、3,960円の解約料を取られてしまいます。

メタルプランのひとつ下のプレミアムプランの解約料は2,000円です。

ノーダメージで解約できるのは11ヶ月目になります。

12ヶ月経ってしまうと自動更新されるので、ありがちですが、結構悪どいかもしれません。

少しお得な年額プラン(メタルは19,800円)は途中で解約しても返金は行われないです。

メタルカードだけが欲しい場合

メタルカードはプラン解約後でも使用することができます。

したがって途中解約前提でメタルカードを狙う方も結構多いです。

その場合は、14日間たったあとに解約するのがベストです。

14日前に解約してしまうと、メタルカードの発行料5,370円と送料£19.99(日本円で約3,300円)がかかります。

14日後に解約すれば、解約料の3,960円と通常料金の1,980円しかかかりません。

合計で5,940円です。

14日前に解約すると通常料金がかかりませんが、その分、損をしてしまうので注意しましょう。

レボリュートの安全性

レボリュートは下手したら口座を凍結されることがあるといいます。

他にも様々な危険性が考えられます。

果たして安全に使うことができるのでしょうか?

  • 口座凍結の危険性
  • もしも倒産したら?
  • 実はソフトバンクが出資している

この項目では安全性についてお伝えします。

口座凍結の危険性

主要ルートのところで、勘の良い方は気づいたかもしれません。

チャージでポイントが入り、使ったときにもポイントが入るので、チャージ元のカードにチャージして戻し、それを繰り返すことで永久機関が誕生します。

つまりポイントを無限に錬金できるというわけです。

しかしこれをやってしまうと、当然ながら口座を凍結されてしまいます。

レボリュートだけでなくもうひとつのサービスからもBANされてしまうでしょう。

基本的には、普通に使っている分にはBANされないと思って問題ありません。

やってはいけないこと

やってはいけないことは「ぐるぐる」です。

「ぐるぐる」とはいろんなカードでrevolutを行ったり来たりさせることを指します。

前述した無限ポイント錬金術ですね。

また以下のような違う形の「ぐるぐる」もあります。

・デビットカード→Revolut→銀行に送金

形は違えど、これもやっていることは「ぐるぐる」と同じです。

少額であれば問題ないケースが多いはずですが、大きな金額かつ計画的であればマネーロンダリングの疑いをかけられてしまうこともあるでしょう。

 レボリュートを使用する際は、「ぐるぐる」させないように気をつける必要があります。

一方通行であれば、問題ありません。

もしも倒産したら?

倒産リスクや日本撤退のリスクは少なからずあるでしょう。

海外でうまくいっていても日本でうまくいくとは限りません。

その時、気になるのがレボリュートにチャージしていたお金です。

レボリュートは日本で資金移動業となるので、利用者から預かったのと同額以上の資金を供託しなければいけません。

つまり、万が一倒産した場合でも全額返ってくる可能性が高いです。

その点はあまり心配はいりません。

実はソフトバンクが出資している

これが安全に繋がるかどうかはわかりませんが、レボリュートはあのソフトバンクグループが大きく出資しています。

知っている企業やいわゆる孫さんが関わっているのであれば、多少安心感は違うのかもしれません。

孫さんが期待しているということは、レボリュートは今後もかなり期待できるでしょう。

しかし、いくら孫さんとはいえどWeWorkの事例があります。

必ずうまくいくとは限らないのが現実の厳しさです。

とはいえ、預けた資金は問題ないのでご安心いただけます。

レボリュートのチャージについて

レボリュートでチャージを駆使したい人も多いでしょう。

レボリュートのチャージについてまとめます。

抑えるべきは以下のとおりです。

  • チャージ自体できない
  • チャージできるけどポイントがつかない
  • チャージじゃないけどポイントはつく

上記、解説していきます。

なお、あくまでも現時点での情報ですので、ご注意をお願いします。

このようなものは頻繁に変更が行われます。

チャージ自体できない

以下のサービスはチャージ自体が塞がれてしまっています。

  • RevolutからMIXI M(旧6gram)
  • Revolutからトヨタウォレット
  • Revolutからau Pay(マスターかアメックスからが基本)
  • RevolutからKyash

ご覧の通りプリペイド系は、ほぼ全滅です。

つまりレボリュートにチャージしてしまうとゴールは近く、決済する時は近いということになります。

チャージして回すなら、Revolutは最後のほうがおすすめです。

チャージできるけどポイントがつかない

以下はチャージはできるものの、ポイントがつかないサービスです。

  • Suica
  • PASMO
  • ソフトバンクまとめて支払い

チャージでポイントはつかないものの、Suicaは出口として意外に人気です。

レボリュートに流すまでにポイントは取れるので良いという判断でしょう。

(例:クレカ1%→au Pay0.5%→レボリュート0%→Suica)

ただしこの例のルートならば、個人的にはトヨタウォレットに流した方がよいかと思います。

(例2:クレカ1%→トヨタウォレット1%→Suica)

したがってSuicaゴールのためにレボリュートを経由するのはあまりおすすめできません。

なおSuicaはGoogle Pay経由でなければチャージできないので注意が必要です。

チャージじゃないけどポイントはつく

以下のサービスはチャージとはまた違うのですが、ポイントがつきます。

  • PayPay
  • d払い
  • 楽天Pay

いわゆるスマホ決済ですね。

こちらはチャージではないので、使用とみなされポイントが還元されます。

しかし、各サービスで配っているポイントは他社のカード利用ということになるので貰えません。

いずれにしてもスマホ決済はレボリュートのゴールの決済として使えるということを認識しておくと楽です。

私はPayPayクーポンを使う機会が多いので、Revolutを紐づけて使うことがよくあります。